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一関中央クリニック

お知らせ

フルミスト(経鼻生インフルエンザワクチン)の接種をご希望の方へ

2025年09月18日

フルミスト点鼻液は、日本初の鼻腔内に噴霧するタイプの弱毒生インフルエンザワクチンであり、接種できるのは、接種日当日時点で満2才~18才の方です。
注射と違って針を刺す必要がないため、痛みがなく1回の来院で接種が完了するというメリットがあります。(両鼻腔に0.1mlずつ接種)
また、従来の不活化ワクチン(注射)と比較し、効果の持続期間が長く、副反応など安全面においては大きな差はないと考えられております。
ただし、接種にあたって注意事項がありますので、以下をご一読いただき、ご了承の上、ご予約いただきますようお願い申し上げます。
入荷本数が限られており、希望される方全員が接種できるわけではありません

※現在、治療中の疾患をお持ちの方や、定期的に医師の診察を受けている方は、まず主治医に接種可能かどうかをご確認ください。

【接種不適当者】
・明らかな発熱を呈している方
・重篤な急性疾患に罹患していることが明らかな方
・本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがある方
・過去にインフルエンザの予防接種で、接種後2日以内に発熱が見られた方、およびア
レルギーを疑う症状を呈したことがある方
・免疫機能に異常のある疾患を有する方、また免疫抑制を来す治療を受けている方
・妊娠中の方
・接種当日に鼻汁・鼻閉症状が強い方

【接種要注意者】(不活化ワクチンの接種を勧めます
・重篤な鶏卵アレルギーのある方
・ゼラチンアレルギーのある方
・過去に痙攣を起こしたことがある方
・気管支喘息の治療中の方
・心血管系疾患、肝疾患、腎疾患、血液疾患、発育障害などの基礎疾患のある方
・サリチル酸系医薬品(アスピリン、サリチル酸ナトリウムなど)、ジクロフェナクナ
トリウム、メフェナム酸を使用している方
・重度の免疫不全の方や妊娠中の方、乳児と同居中の方(生ワクチンのため、水平伝播
による感染のリスクがあります)

なお、フルミスト接種後1週間程度は、インフルエンザ抗原検査を行うと陽性判定が出る可能性が高くなります。(副反応による発熱か、インフルエンザか、他の感染症かの鑑別が難しくなる可能性があります)
接種希望の方は、インフルエンザ流行前の、早めの時期に接種することをお勧めします
また、接種後数日までに感冒様症状(鼻汁、咳、咽頭痛など)を認める場合がありますので、ご注意ください。

◆接種費用について
接種費用は8500円となります。
一関市在住で、接種日当日に満2才~15才(中学3年生)までの方は、4200円助成されます。(令和7年10月1日~令和8年1月31日まで)

◆予診票の交付について
当クリニック窓口で交付します。(保険証などで本人確認を行います)

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